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ご挨拶

日中医学協会は、日中国交正常化(1972年)後、日中間の医学医療分野の交流が盛んになり、中国の要請に応じて、日本の専門窓口として1978年に日中友好協会内に「医学学術交流小委員会」が設置され、これを前身として1980年に任意団体「日中医学協会」を創立し、1985年の財団法人設立を経て、2013年に公益財団法人へ移行しました。

世界のGDP の3分の1近くを占めるアジアは、力強く経済成長を続ける一方で、急速に高齢化が進み、社会保障体制と共に医療提供体制が喫緊の課題となっています。また、アジアは政治的にも不安定の中にあり、このようなアジアの政治・経済・社会の状況下にあって、民間による地道な交流が重要な意味を持ち、日中医学協会が日中両国及び日中両国を中心としたアジア地域の保健医療の普及及び向上に寄与することは極めて意義あるものと思われます。

日中医学協会は、これまでに「日中笹川医学奨学金制度」により中国の多くの医療人材を育成し、また「日中医学交流会議」等、中国衛生部(現:中国国家衛生・計画生育委員会)や中華医学会との30年余に及ぶ交流、「日本の医療サービスの中国展開」等の事業を通じて日中の友好交流を果たして参りました。

日中医学協会が培ってきた日中間の信頼関係と高い評価をもって、今の時代に相応しい日中医学協会のあり方と新しい事業展開を構想いたしております。これらは、日中両国民の未来志向のために、医学・医療を含むヘルスの領域で、日中両国の国益に適う様々なプログラムを用意・提供し、両国から賛助者を募って新しい事業展開を図ろうとするものであります。その際、「倫理、日中協力、産学・官民の幅広い関係者の参加、Win-Win の関係、政治的に中立」などをキーワードに、両国民の生活の質の向上と共に信頼感の醸成に資することを目指しております。

日中笹川医学奨学金制度等の現事業と共に、新しい事業展開についても、広く斯界各位のご支援をお願い申し上げる次第であります。

公益財団法人 日中医学協会

会 長 髙久 史麿

理事長 小川 秀興

  • 髙久 史麿

    髙久 史麿

    Fumimaro TAKAKU

    公益財団法人 日中医学協会

    会長

  • 小川 秀興

    小川 秀興

    Hideoki OGAWA

    公益財団法人 日中医学協会

    理事長