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日中笹川医学奨学金制度

 日中笹川医学奨学金制度は、日中両国の医学・医療分野における友好と協力、及び両国の医療の向上と相互理解を促進するため、中国の医学・医療分野の指導者となりうる人材の育成と、日本を見聞し日本人と交流することによる「知日派」医療関係者を育成することを目的に、日本財団、中国国家衛生・計画生育委員会(旧:中国衛生部)、笹川記念保健協力財団、日中医学協会が協力して創設し、四半世紀以上にわたり発展させてきたプロジェクトです。
 1987年に開始して以来、これまでに2,200余名の研究者を招請し、受け入れ機関(大学・病院・研究所等)は223機関、指導教官は1,660余名にのぼります。
 帰国した研究者は、中国科学院の院士(日本の学士院会員に相当)や医学医療系大学の学長・副学長、先端医療提供病院(三級甲病院)の病院長、主任教授等の要職に就き、中国医学界における中心的な役割を担っています。


『第五次制度』協定書調印

 2017年2月17日に北京人民大会堂に於いて、日中笹川医学奨学金制度(第五次)を含む「日中医学協力プロジェクト」の協定書調印が行われました。
 第五次制度は、日中笹川医学奨学金制度の30年にわたる功績を継承しつつ、中国の経済と科学技術等の発展並びに医学・医療の実情に相応しい制度に変革し、よりハイレベルの人材育成に主眼を置いた「共同研究コース」と「学位取得コース」で構成されています。両コースとも、2018年4月から開始いたします。

◆ 共同研究コース
中国の医学・医療分野で活躍する高度な専門知識を有する人材が、日本の大学、病院、研究所等で日本の研究者あるいは研究機関と共同で行う研究活動を支援します。

◆ 学位取得コース
中国の医学・医療分野において有数の指導者となりうる若手の人材が、日本の大学、病院、研究所等で研究活動を行い、日本の博士号を取得することを支援します。


協定書締結 日本財団
中国国家衛生・計画生育委員会
日中医学協会

実施運営機関 日中医学協会
笹川医学奨学金進修生同学会

◆年 表(役職:当時)
 
年 度 沿 革
1986年
『笹川医学奨学金制度』協定書調印-10年間で1,000名の研究者を招請
調印者: 石館守三 日中医学協会理事長(写真:左)
  笹川良一 笹川記念保健協力財団会長(写真:中央)
  陳敏章 衛生部副部長(写真:右)
     
1987年
笹川医学奨学金制度開始-第1期生来日
訪日前に北京人民大会堂で顧英奇衛生部副部長主催の結団式を開催、王震中国国家副主席、笹川良一笹川記念保健協力財団会長、笹川陽平同財団理事長、石館守三日中医学協会理事長が出席
来日時に歓迎式典を開催、章曙中国駐日本国特命全権大使、斉藤昇厚生大臣、中曽根康弘総理、岡崎嘉平太氏等、400名が列席
1991年
『笹川医学奨学金制度5周年記念式典』を北京人民大会堂で開催、朱鎔基副総理も列席
帰国した笹川生が同窓会「笹川医学奨学金進修生同学会」(略称:同学会)を結成、相互支援・情報提供・内陸農村部におけるボランティア診療等の活動を行う
1992年
帰国した研究者の中から特に優秀な研究者10名を再招請する特別研究者招請事業開始
1996年
『日中笹川医学研究者制度(第二次制度)』協定書調印-10年間で1,000名の研究者を招請
調印者: 岡本道雄 日中医学協会会長(写真:左)
  日野原重明 笹川記念保健協力財団理事長(写真:中央)
  殷大奎 中国衛生部副部長(写真:右)
     
1997年
『笹川医学奨学金制度10周年記念式典』を北京人民大会堂で開催
1998年
第20期生帰国、受け入れ者数1,000名を達成
日中笹川医学研究者制度(第二次制度)開始-第21期生来日
特別研究者招請事業で来日する研究者を20名に増員
2006年
笹川同学会日本支部発足
2007年
『笹川医学奨学金制度20周年記念式典』を北京人民大会堂で開催、陳竺衛生部長、森喜朗元総理、尾身茂WHO西太平洋事務局長、笹川生、指導教官、関連機関役員等、1,200余名が列席
『日中笹川医学奨学金制度(第三次制度)』協定書に調印-5年間で150名の研究者を招請
調印者: 笹川陽平 日本財団会長(写真:左)
  蒋作君 衛生部副部長(写真:右)
     
2008年
日中笹川医学奨学金制度(第三次制度)開始-第31期生来日、特別研究者招請事業終了
2013年
『日中笹川医学奨学金制度(第四次制度)』協定書に調印-5年間で150名の研究者を招請
調印者: 尾形武寿 日本財団理事長(写真:左)
  馬暁偉 中国国家衛生・計画生育委員会副主任(写真:右)
     
2014年
日中笹川医学奨学金制度(第四次制度)開始-第36期生来日
笹川同学会北米支部発足
2016年
笹川同学会学術交流会『日中医学学術交流大会2016』を日本で開催、中国から笹川同学会員300名が参加
『日中笹川医学奨学金制度30周年記念式典』を日本で開催、馬暁偉中国国家衛生・計画生育委員会副主任、古屋範子厚生労働副大臣、程永華中国駐日本国特命全権大使、笹川生(300名)、日本人専門家、関連機関役員等、500名が列席
2017年
『日中笹川医学奨学金制度(第五次制度)』協定書に調印
調印者: 尾形武寿 日本財団理事長(写真:左)
  崔 麗 中国国家衛生・計画生育委員会副主任(写真:中央)
  小川秀興 日中医学協会理事長(写真:右)
     
2018年
日中笹川医学奨学金制度(第五次制度)開始-第40期生来日
   


 
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