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日中医学協会ブログ

北京市衛生・計画生育委員会訪日団が順天堂医院を参観しました

2018/11/01

北京市衛生・計画生育委員会訪日団が順天堂医院を参観しました

10月31日、北京市衛生・計画生育委員会処長、首都小児科研究所長、安貞病院長及び北京大学公共衛生学院准教授ら5名が、当協会のアレンジにより、順天堂大学医学部附属順天堂医院を参観されました。

中国では、医療改革の一環で、病院、医学関連高等教育機関の機能の再検討や病院経営の見直しが求められており、殊に北京市では、大型病院が多い中、改革の一環で、市内については1,500床を超える総合病院の新設を禁じているとのことで、先進的な日本の病院の状況を視察したいとのことでした。

高橋和久副院長による6つの附属病院と5つの学部(医学部、スポーツ健康科学部、医療看護学部、保健看護学部、国際教養学部)についての説明の後、内藤俊夫総合診療科主任教授のご案内により、特別病棟、屋上庭園、リハビリテーション室、救急プライマリーセンターを見学されました。中国の先生方は、患者中心の設備のあり方や効率的な動線の配置などのきめ細かさに感心されるとともに、開学180年の発展の歴史にも興味を持って熱心に質問されました。

最後に、学内に設置された、日本唯一の日本医学教育歴史館を訪れ、日本の医学教育における日中医学交流のルーツを知り、日本の医学教育発展の歴史に関心を持って、説明に聞き入っておられました。

訪日団は、順天堂医院の理念と経営方針、医療の質向上に取り組む姿勢に感銘を受けられ、今後も具体的な改革に向けて日本に学びたいと感想を述べておられました。

 

訪日団と髙橋副院長(前列向かって右から2人目)内藤総合診療科主任教授(前列右端)

  藤原俊之教授によるリハビリテーション室紹介   橋口尚幸教授による救急プライマリーセンター紹介

    病院の屋上から建物の配置を見学              日本医学教育歴史館を訪問