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日中医学協会ブログ

笹川同学会事業【中日高齢者対策フォーラム】が開催されました

2020/01/06

笹川同学会事業【中日高齢者対策フォーラム】が開催されました

笹川医学奨学金同学会が、11月23日に四川省成都市において、国家衛生健康委員会、四川省衛生健康委員会の後援を得て「中日高齢者対策ハイエンドフォーラム」を開催し、四川省を中心に約100名の老年看護に係わる医師・看護師が参加しました。

本フォーラムは、当協会と笹川同学会の共同事業で、同学会会員がコーディネータになり、中国の医療衛生政策の重点課題をテーマに日中両国の専門家の講演と意見交換を行い、それらを通じて中国における課題解決に繋げる取り組みです。

会のはじめに、中国では初めてであり、四川省看護学会が作成した「老年介護規準と評価規準」の開幕式が行われました。規準の取りまとめをされた胡秀英 四川大学華西看護イノベーション研究センター長(笹川奨学金18期生、笹川同学会常務理事)が開会挨拶を行いました。続いて、周昌華氏(四川省看護学会秘書長)の挨拶、趙洪偉氏(四川省衛健委医政医管処処長)の講話がありました。趙洪偉氏は、この評価規準は、四川省内の規準であるが、将来中国全国に普及させたいと力強く宣言されました。 

 

 

 

 

 

      開幕式の様子(中央:趙洪偉氏)               主催者の胡秀英センター長 

 

日中ハイエンドフォーラムが、胡秀英センター長を司会者として始まりました。日中医学協会および笹川同学会の挨拶につづき、中日高齢化対策に関する講演が4題行われました。日本からは伊藤秀俊氏(日本国駐中国大使館領事部・経済部一等書記官)が、「日本における高齢者対策」と題して講演され、日本の介護保険制度、医療介護連携及び認知症対策について事例を交えつつ解説されました。フロアからの質問にも丁寧に答えられました。

中国より3名の講師による講演がありました。田素斎氏(河北医科大学第二医院養老センター センター長)は、高齢者に対する健康サービスに関する国家政策について解説し、劉敏氏(成都市第八人民医院 副院長)は、医養結合のモデルセンターとなった当病院での人材育成の話、葛寧氏(四川大学華西医院老年医学センター 教授)は、高齢者の慢性疾患として注目されているフレイルについて医学的見地からその対策について概説されました。

 

 

 

 

 

 

              伊藤秀俊氏                           田素斎氏

 

 

 

 

 

 

                      劉 敏氏                       葛 寧氏

中国においては日本を上回るスピードで高齢化が進んでいるため、高齢者に対する医療・介護は、社会的にも喫緊の課題となっていて政策制度面での強い実行力が求められていることがよく分かりました。医療介護での課題解決に高齢化先進国である日本の知恵や経験を大いに役立ててほしいものと思いました。