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日中医学協会ブログ

第7期日中消化器内視鏡臨床診断治療・病理合同研修が終了しました

2020/01/16

第7期日中消化器内視鏡臨床診断治療・病理合同研修が終了しました

 第7期生14名は11月13日(水)から1か月滞在し研修を受けました。
 日本の消化器がんについて「病理学の概要」と「内視鏡診断学の概要」の合同研修を受けた後、11月24日(月)より、それぞれ東京大学医学部附属病院、順天堂大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、がん研有明病院、昭和大学横浜市北部病院、北里大学病院、静岡がんセンターでの研修を開始しました。

 11月28日(木)内視鏡医対象にハンズオン研修を実施しました。内視鏡技術レベルごとに班分けし、日本人講師より内視鏡の動き、角度、空気量の調節を細やかにご指導いただきました。研修医は真剣な眼差しでモニターを見ながら操作し、集中しつつも切除できると拍手が起こるような和やかな雰囲気の中でトレーニングが行われました。

 125日(木)病理医7名が株式会社パソネットを訪問し、デジタルパソロジー診断について学びました。嶋本文雄 広島修道大学臨床医学・解剖学生理学教授の講義では、日本のデジタルパソロジーの利用状況、利点と課題について説明がありました。演習形式での診断デモでは、研修医は意見を交わし合いながら解答を出していました。

 1211日(水)各研修施設で学んだ成果発表が行われました。内視鏡医と病理医の連携の重要性を学び、帰国後は、中国における内視鏡医と病理医のコミュニケーションを強化して消化器早期癌の発見・診断・治療に役立てたい、また日本の先生方の仕事の正確性、綿密性、仕事への真摯な姿勢を見習いたいという報告がありました。科学的根拠に基づいた日本の診療ガイドラインを学んだことも大きな収穫のひとつだったようです。中国の将来を担う若い研修医たちの今後の活躍を期待しています。

 

 

 

 

                        

 

       内視鏡医                         病理医