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日中医学協会ブログ

日中笹川医学奨学金制度35周年記念式典を人民大会堂で開催しました

2023/08/04

日中笹川医学奨学金制度35周年記念式典を人民大会堂で開催しました

中国の医学・医療分野の指導者となりうる人材を育成することを目的に1986年に設立された「日中笹川医学奨学金制度」の35周年記念式典が、728日、中国国家衛生健康委員会と日本財団の主催、日中医学協会と笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会,研究者OB会)の共催で、北京の人民大会堂で開催されました。

 

記念式典には、日本から日本財団、日中医学協会の役員・委員会委員、日中笹川医学奨学金制度研究者の指導教官・共同研究者など合わせて146名が出席し、中国側から中国国家衛生健康委員会関係者、日中笹川医学奨学金制度研究者など、総勢約1,000名が出席しました。

 

初めに、曹雪涛中国国家衛生健康委員会副主任(副大臣)より「本制度は35年来、中国の医療人材約2,400名を育成し、日中の民間医学医療交流の最も重要なパイプラインとなっており、今後さらに発展させていきたい」との挨拶がありました。

次いで、来賓として出席された森喜朗元内閣総理大臣から「本事業は大きな成果をあげ、さらに時代に即した制度へと発展させている。」と述べ、今後の継続に期待を示されました。

また、笹川陽平日本財団会長は設立の経緯を述べられ、「中国の医療の発展により、今や共同研究の時代となり、世界の人々の健康に貢献できるよう、本制度を継続、発展させていきたい。」と述べられました。

続いて、本制度実施団体である日中医学協会の小川秀興会長と笹川同学会の趙群理事長が講演を行いました。

小川日中医学協会会長は、「日中笹川医学奨学金制度の新たな展開~第六次制度の意義と日中医学交流の未来~」と題し、新たに発足する第六次制度の意義と方向性について講演を行いました。1987年に第1期生が来日して以来、中国全土から、医学・歯学・薬学・看護、その他医学・医療に関連したあらゆる分野から選抜され研究者が来日し、帰国後は中国医学界のリーダーとして活躍していることを報告し、「人々の健康を守るという共通の目的をもって両国の財産である本制度を発展させ未来に繋げていくことが、日中医学協会の使命である」と述べました。

 

趙群笹川同学会理事長は、研究者は帰国後、中国の末端の医療人材育成と地域医療の質的向上のために、短期・中長期診療技術研修、地域医療支援活動、日中ハイエンド医学フォーラム、支部学術交流会等の活動を積極的に企画・実施していることを紹介しました。

式典では、日中笹川医学奨学金制度を含む第六次日中笹川医学協力プロジェクト協定書に、日本財団、中国国家衛生健康委員会、日中医学協会の3者が調印しました。第六次日中笹川医学奨学金制度は、第五次制度の「学位取得コース」と「共同研究コース」を進化発展させるとともに、「ポストドクターコース」を新設しました。日中両国の医学交流の発展、保健医療の向上への寄与が期待されます。

※調印式については、こちらのブログをご覧ください。

 最後に、王松霊中国科学院院士、首都医科大学口腔健康講座教授(第8期笹川生)が「恒常性医学―健康維持と先制医療の新たな対策―」と題して、口腔内硝酸塩と全身の健康についての特別講演を行いました。

 

本制度が35年にわたり継続され、第六次制度へと発展させることができましたのは、日中両国関係者の皆様の長年にわたるご支援、ご協力のおかげと深く感謝いたします。引き続き皆様には、本奨学金制度研究者の受け入れにご協力賜りますようお願い申し上げます。

 

 ※本ブログ掲載写真の一部は、日本財団からご提供いただきました。