笹川同学会日本支部学術交流会が開催されました
2025/05/12
2025年3月9日(日)、笹川医学奨学金進修生同学会(笹川同学会)日本支部学術交流会が、東京・品川の会場で開催されました。
学術交流会に先立ち開催された総会において、『日中笹川医学奨学金制度35周年記念誌~笹川同学会日本支部活動を振り返って~』を発行したことの報告がありました。
*日中笹川医学奨学金制度35周年記念誌~笹川同学会日本支部活動を振り返って~ (電子ブック版)
学術交流会では、日本支部会員に加え、笹川同学会本部(中国)から趙群理事長、李忠金秘書長、中国駐日本国大使館科学技術部から祝学華公使参事官、朱小博一等書記官、日中医学協会から安達勇副会長/理事と事務局も参加し、交流を深めました。
日本支部では毎年学術交流会を開催して会員の医学的知識・スキルの向上を図っています。
2024年度学術交流会は、「健康寿命を維持するための予防医学及び健康看護・健康づくり」をテーマに開催され、「健康寿命」をキーワードに、4名の笹川生OBが講演を行いました。
<講演者>
姚 利 千葉大学看護学研究科高齢社会実践看護学講座特任助教 (第43期、45期生)
「在留中国人高齢者の老いへの準備教育プログラムの開発」
畢 袖晴 金沢大学大学院薬保健学総合研究科・国際感染症制御学・助教(第23期生)
「新型コロナワクチン接種後の免疫反応と有効性」
単 少傑 株式会社レイデルジャパンコンシューマヘルスケア事業本部RA, R &Ⅾ 統括(第21期生)
「日本の健康食品の概念、発展および保健機能食品制度について」
呂 玉泉 大阪大学大学院医学系研究科助教(第15期生)
「健康に配慮した飲酒」
続いて、特別講演として、安達勇日中医学協会副会長/理事が、がん医療の現状と対策及び健康寿命を延ばすための医学的知見と、自身が実践している対策を具体的に紹介しました。 <特別講演> 安達 勇 日中医学協会副会長/理事、静岡県立静岡がんセンター参与
「健康長寿の新知見」
各講演は、健康づくりに係る身近なテーマについてデータをもとに分かりやすく解説されました。会場から多くの質問が出され、活発な質疑討論が行われ、好評を博しました。