「分かち合う価値 持続可能な地球の未来へ」グローバルヘルス合同大会2026 開催のご案内
2026/01/20

「分かち合う価値 持続可能な地球の未来へ」 グローバルヘルス合同大会2026開催にあたって
大会長 飯塚陽子 東京大学医学部附属病院国際検診センター長
三年毎の開催が恒例となったグローバルヘルス合同大会は2026年11月にさいたま市大宮ソニックシティにおいて開催されます。
今回も2023年に引き続き、日本熱帯医学会大会、日本国際保健医療学会学術大会、日本渡航医学会学術集会、国際臨床医学会学術集会の4学会合同での開催です。
前回大会は新型コロナウイルス感染症のパンデミックに一定の目安がつき、久しぶりの現地大会を東京大学本郷キャンパスにて開催できました。それまでメインとなったオンライン開催は海外からの参加者や遠方からの参加者にとっては利便性が高く、グローバルヘルス合同学会には適した開催形式だった一方、人と人との心の通い合いには若干足りない面があったかもしれません。直接の意見交換をお互いの顔を見ながら、そしてその場の空気を共有しながらの議論、情報交換のメリットは大きく、今回も、4大会長の総意で現地開催とします。
新型コロナウイルス感染症は人間と動物が近い距離で暮らす環境から発生し、人の海外への動きと共にまたたく間に世界中に広がりました。世界中に生息する人類、動物を視野に入れなければパンデミックのコントロールが難しいということが明らかになったのは前回のグローバル合同大会2023と同様です。文字通り“グローバルヘルス”がいかに大切であるかがはっきり示されてきたように感じます。その中で、今回は 「分かち合う価値」という言葉をテーマとして掲げました。新型コロナウイルス感染症に一定の目安がついた一方で、久しぶりのインフルエンザをはじめ多くの感染症の再出現、そして世界に目を向けるとロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ攻撃など多くの痛ましい出来事が起こっている現実があります。その中で私たちが学会活動を通して訴えることができるのは、その痛み、もしくはより良い環境を提供するために状況や「価値」ある物事を「分かち合う」ことではないかと考えました。そして比較的安定した現在の生活を継続し、「持続可能な地球の未来へ」つなげていく場を設けていきたいと考えています。
本合同大会は、今回もまたとないプラットホームを提供します。東京からさいたま市に舞台を移しますが、その中でも大宮は鉄道の町として知られ、新幹線をはじめとする鉄道の北の玄関口として、非常に良好なアクセスが可能な立地にあります。まさに人流、情報共有を行って、「価値を分かち合う」のにピッタリの場所と自負しています。鉄道で旅にでかけるように、好奇心の赴くままに、気ままな学会(会場)の旅を楽しんでいただければこの上ない喜びです。会場は比較的コンパクトにまとまっており、仲間づくり、輪を広げるのに労力は必要としません。埼玉県には他にも小江戸と称される城下町川越、秩父には豊かな自然が広がり、首都圏とは思えない豊富な観光地がたくさん存在しています。
ぜひ晩秋の埼玉においでいただき、楽しく、熱い学会を「分かち合う」ことを楽しみにしております。
|
【開催概要】 |
